19.June

伊東の「中野本町の家」の考察。同じく1976年に発表された安藤の「住吉の長屋」と同様、外に閉じ中庭をもつのだが、その外部の扱いは対象的である。生活と外部空間の一体化の究極が住吉の長屋なのだが、一方、中野本町の家の庭はヴォイドであり、この家には内部空間しかないと言った方が正確かもしれない。その後、久野先生らと池下ゆずととで飲み。鹿島時代にやったらしいギャグは相当アホ。ランの日に白衣で来たやつを知っているが、上には上がいた。